前回は “Hello, how are you?” に変わる挨拶を紹介した。
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今回はその反対、
「去り際に言えたらかっこいいフレーズ4選」
を紹介したいと思う。
去り際のフレーズ4選
1. “See you (guys)”/”bye”
最も一般的な別れのあいさつ。カジュアルな場面で複数人に向けて言うときは、guysをつける時が多い。laterをつけて”See you guys later”にしても良い。Bye もシンプルだがとてもよく使われる表現である。
2. “I’ll catch you”
絶対に日本で教わらないフレーズ、”I will catch you.” これを言ってくる人が想像の5倍くらい多い事にびっくりした。カジュアルな表現なので、親しい友達との間で使われることが多い。バリエーションとしては、”I’ll catch you later” や、主語が取れて “catch you”など。
3. “Have a good day”/”Have a good one”
“Have a good day” 「良い1日を!」はよく使う定型分だ。友達など身近な人と話すときから、ストレンジャーと会話した後まで様々な場面で使うことができ、相手にナイスな印象を与えることができる。Have a good oneはHave a nice dayとほぼ同じ意味で使える。なぜかわからないが、スーパーマーケットのレジの人はほぼ100% “Have a good one”を使ってくる。
4. “Get home safe”
訳すると、「気をつけて帰ってね」の意味の “Get home safe”。これとハグを一緒にすることもよくある。日本でも「気をつけて」はよく言うが、個人的にはアメリカの “Get home safe” は日本のそれよりもずっとシリアスな印象を受ける。
ニューヨークに限らず、アメリカは暗い時間になるにつれやはり治安が悪くなる。銃社会でもあるため、本当に「無事に家に帰ってね」という思いがそこにはある。
おまけ: アメリカ人は本当に「良い1日を」と思ってHave a good day とは言ってない説
“Have a good day” 「良い1日を!」
とても印象の良いフレーズであるが、相手が他人の場合、本当にあなたに良い1日を送って欲しいと必ず願っている訳でもない、というのが筆者の持論である。
アメリカ人はとてもフレンドリーでナイスな人が多い。もちろん本当にフレンドリーでナイスな人もいるが、社交辞令的にそうしてる人も少なくないというのが筆者の印象である(少し日本みたいだ)。そのためとりあえず”Have a good day”と言うが、目も合わせてくれない人もしばしばいる。
ちなみにこれは、 “How’s it going” 「調子どう?」も同じである。デリなどに入って店員の人が “How’s it going” と聞いてきても、それは必ずしもあなたの調子を本当に知りたくて聞いてるのではなく、そう言う決まったフレーズだから聞いてきてるのだ。
もちろん相手が友達であった場合、そこから話題を広げることも可能である。しかし赤の他人であったらその必要はない。「本当は別に興味ない感」を察したら、 “good” だけで済ませるのがスマートである。
たまたまInstagramで全く同じことを言っている人(アメリカ人)を見つけたので、興味ある方は見てみて欲しい。