今日は日曜日。良い天気だが、特にやることがない。
そんなとき、筆者はウェスト・ビレッジにある、Smalls というジャズクラブに足を運ぶ。Smallsに行って、帰りにStrand Bookstoreと言う本屋さんに寄ろうと思いついた。
前半では、Smallsでのアフタヌーン・ジャムセッションについて書いた。
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後半はSmallsを出て、本屋に向かうとこからスタートである。
お散歩中に、新たな発見。
外に出ると、ワールドトレードセンターが綺麗に見えた。ユニオン・スクエア(Union Square)の方まで歩き、有名な Strand Bookstore に向かおうと思う。
徒歩15分くらいで迎えそうなので、軽いお散歩気分である。
晴れた日のウェスト・ビレッジは、散歩にはもってこいである。素敵な佇まいのお家が並ぶこの高級住宅街は、歩いていてとても気持ちが良い。
ニューヨーク在住で、筆者が大ファンであった作曲家、坂本龍一氏もこの地域にお住まいだったらしい。
歩いていたら、Three Lives & Co. と言う、素敵な本屋さんを見つけた(路駐の車が邪魔)。中はこんな感じである。
地元の人々がたくさん集まり、各々本を探し求めている。なんて平和な休日なんだろう。
また、さらに歩くと今度はジャパニーズ・マーケットを見つけた。その名も、Yamadaya Japanese Grocery。少し中を見てみる。
ニューヨークのジャパニーズ・マーケットについては今度まとめて記事にしたいと思っている。一言で言えば、日本のスーパーをそのままアメリカに持ってきたようなものだ(ただし、価格は大違い)。
この上段にある Sun Noodle は、筆者が愛してやまない冷凍のラーメンである。なぜなら、めちゃくちゃウマいから。日本に逆輸入したいくらいである。今回は坦々麺味を買ってみた。
日本の食パンがあまりに高すぎて吹き出してしまった($8.89 = 1500円以上)。
Strand Bookstore に向かう。
だいぶ寄り道をしてしまったが、やっとStrand Bookstore へ到着。Broadway沿い、Union Squareを少し南に行ったところにある。
Strand Bookstoreは1927年に創立され、ニューヨークで最も有名な本屋の一つ。広々とした店内には、最新の書籍から近代文学、アート集、写真集まで幅広いジャンルの本が揃っている。もしあなたが本好きなのであれば、ニューヨークに来た際にはぜひ訪れるべきスポットである。
筆者のプロフィール画像で手にしている、J.D. Salingerの“Franny and Zooey” も、ここで購入したものだ。
店内はこんな感じ。たくさんの人で賑わっていた。
筆者のお気に入りは、なんと言ってもこのNew York セクション。一階と二階の間にある。ここでは、ニューヨークに関する本、写真集、雑誌などがまとめられている。安ければ10ドルほどで買えるものも。
NYC Storefrontsという、ニューヨークの名店をイラストで紹介しているめちゃくちゃかわいい本を見つけた。
横にいた人に、“You should buy it for yourself as your holiday gift !” (自分への休みの日のご褒美として買っちゃいなよ!)と言われ、欲しかったが、24ドルと少々高かったため、断念…。
帰路へ。
外へ出ると、すっかり暗くなっていた。Union Squareから地下鉄に乗り、帰宅。
あまり時事ネタは挟みたくないが、この日はイスラエルで起きたハマス武装勢力によるテロ事件後、初の週末。駅の壁にはたくさんのポスターが貼られてあった。
アメリカではイスラエルを支持する政府と、それに反発する人々での意見が大きく分かれている。世界が一刻も早く平和になることを願うばかりだ。
最後にどうでもいいが、Butts と Bags をかけた、面白い地下鉄の張り紙を紹介して終わる。
1 thought on “ニューヨークでの休日① ウェスト・ビレッジでジャズを聴き、本屋を巡る。〈後半〉”
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